生活、投資、ITについて

家族、投資、ITに関するつぶやき

人生の短さについて

100分で名著で紹介されていた。

まだ少ししか読んでないけど、これはすごい本だ。 kindle unlimitedで読めるけど、金言が多いので買ってもいいくらいだ。

忙しすぎるのは良くないことだと言っている。金や名誉をひたすら求めて奮闘する愚かさを書いている。確かに一理ある。アドラーの他者への貢献を星として生きるというのと相反するようでもあるが、共同体感覚を身につければ、相容れるような気もする。とにかくセネカは他人のために生きるのではなく、自分のために生きろと言っている。時間は万人に与えられたリソースだ。多くの人は資産を侵略されることは拒むが、不思議と時間泥棒には寛大だ。でも時間はお金以上に価値のあるものだから、これこそ、徹底して守る必要がある。自分の時間と交換できるほど価値のあるものなどない。

能力を高め、重い責任を背負い、忙しくして要職につく。給料は確かにあがるだろう。でもそれがらあくもでと仕事という域を出ないのであれば、それは無理が生じる。家族と過ごしたいとか好きなことを学びたいという自分の時間を取りたいなら、能力を高めたあとに、さらに忙しくするのではなく、楽に仕事をこなし、時間を手に入れるのも人生戦略として有りだと思う。自分には無用の心配と思うが、地位や名誉なんてものを持ってしまったら最後、誰の目も気にせずに公園を散歩するとかそういう自由がなくなってしまうのだから、そんなもの無いほうが自分の人生として贅沢な気もする。 人生があと1ヶ月って時にやりたいことを一番大切にして過ごしたいもんだ。